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2024-11-22 今回は、Windows Server 2022の標準機能を使用して、L2TP/IPsecを使用したVPNサーバを構築する手順を記事にしました。 期待 する 目標 本手順で期待 する 目標は以下の通りです。 Windows Server 2022でVPNサーバを構築できるクライアントからVPN接
今回は、Windows Server 2022の標準機能を使用して、L2TP/IPsecを使用したVPNサーバを構築する手順を記事にしました。
本手順で期待 する 目標は以下の通りです。
今回VPNサーバを構築するサーバは以下の通りです。
サーバ マネージャー
[ サーバ マネージャ ] – [ 管理 ] より 、 [ 役割 と 機能 の 追加 ] を 選択 し ます 。
開始する前に
[開始する前に]より、[次へ]を選択します。
インストールの種類の選択
[ インストール の 種類 ] より 、 [ 役割 ベース また は 機能 ベース の インストール ] が 選択 さ れ て いる こと を 確認 し 、 [ 次 へ ] を 選択 し ます 。
対象サーバの選択
[サーバの選択]より、[サーバプール]からサーバを選択にチェックが入っていることを確認し、[サーバプール]より、インストールするサーバが選択されていることを確認し、[次へ]を選択します。
サーバの役割の選択
[サーバの役割]より、[リモートアクセス]を選択します。
リモートアクセスの選択
[リモートアクセス]にチェックが入っていることを確認し、[次へ]を選択します。
機能
[機能]では今回機能を追加しないため、何も選択せず[次へ]を選択します。
リモートアクセス
[リモートアクセス]より、[次へ]を選択します。
役割サービス1
[ 役割 サービス ] より 、 [ directaccess および VPN ( RAS ) ] を 選択 し ます 。
directaccess および VPN ( RAS ) に 必要 な 機能 を 追加 し ます か ?
[ directaccess および VPN ( RAS ) に 必要 な 機能 を 追加 し ます か ? ] より 、 [ 管理 ツール を 含める ] に チェック が 入る て いる こと を 確認 し 、 [ 機能 の 追加 ] を 選択 し ます 。
役割 サービス 2
[ 役割 サービス ] より 、 [ ルーティング ] に も チェック を 入れる ます 。
[DirectAccessおよびVPN (RAS)]と[ルーティング]の両方にチェックが入っていることを確認し、[次へ]を選択します。
Webサーバの役割(IIS)
[Webサーバの役割(IIS)]より、[次へ]を選択します。
役割 サービス
[役割サービス]より、[次へ]を選択します。
確認
[インストールオプションの確認]より、インストール内容を確認し、[インストール]を選択します。
結果
[インストールの進行状況]より、インストールが正常に完了したら、[閉じる]を選択します。
以上 で VPN サーバ の インストール is 完了 は 完了 です 。
VPNサーバのインストールが完了したら、セットアップを行っていきます。
なお、Windows Server 2022でL2TP/IPsecを使用するには、500/tcp、4500/tcpが必要らしいです。
Windows Server 2022でのL2TPで必要なポート要件については、各自調べてください。
作業の開始ウィザード
[サーバマネージャ]より、右上のフラグを選択し、[作業の展開ウィザードを表示する]を選択します。
リモートアクセスの構成
[リモートアクセスの構成]より、[VPNのみを展開します]を選択します。
ルーティング と リモート アクセス
[ルーティングとリモートアクセス]が表示されていることを確認します。
ルーティング と リモート アクセス の 構成 と 有効 化
[ルーティングとリモートアクセス]より、[サーバ]を右クリックし、[ルーティングとリモートアクセスの構成と有効化]を選択します。
ルーティング と リモート アクセス サーバ の セットアップ ウィザード の 開始
[ルーティングとリモートアクセスサーバのセットアップウィザードの開始]より、[次へ]を選択します。
構成
[ 構成 ] より 、 [ カスタム 構成 ] を 選択 し 、 [ 次 へ ] を 押下 し ます 。
カスタム構成
[カスタム構成]より、以下のサービスにチェックを入れ、[次へ]を選択します。
ルーティング と リモート アクセス サーバ の セットアップ ウィザード の 完了
[ルーティングとリモートアクセスサーバのセットアップウィザードの完了]より、[完了]を選択します。
サービス の 開始
[サービスの開始]より、[サービスの開始]を選択します。
ルーティング と リモート アクセス
[ルーティングとリモートアクセス]より、サーバがオンラインになっていることを確認します。
ルーティングとリモートアクセスのプロパティ
[ルーティングとリモートアクセス]より、サーバを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
サーバのプロパティ1
[ 全般 ] タブ より 、 以下 の 設定 が 入る て いる こと を 確認 し ます 。
サーバのプロパティ2
[ セキュリティ ] タブ より 、 以下 の 設定 を 行う ます 。
事前共有キーについては、共有鍵暗号で暗号化通信を開始する際に必要になるため、必要以外に漏らさないようにしましょう。
サーバ の プロパティ 3
[IPv4]タブより、以下の設定を行います。
設定完了後、[追加]を選択します。
新しいIPv4アドレスの範囲
[ 新しい IPv 4 アドレス の 範囲 ] より 、 VPN で 使用 する IP アドレス の レンジ を 選択 し ます 。
ルーティング と リモート アクセス
[ルーティングとリモートアクセス]-[IPv4]より、[NAT]の設定を行います。
新しいインターフェース
[ルーティングとリモートアクセス]-[IPv4]より、[NAT]を右クリックし、[新しいインターフェース]を選択します。
network address translation ( NAT ) の 新しい インターフェース
[Network Address Translation (NAT)の新しいインターフェース]より、[イーサネット]を選択し、[OK]を押下します。
ネットワークアドレス変換のプロパティ
[ネットワークアドレス変換のプロパティ]-[NAT]タブより、以下の設定を行い、[OK]を押下します。
NAT
[ ルーティング と リモート アクセス ] – [ IPV 4 ] – [ NAT ] より 、 NAT の インターフェイス が 追加 さ れ て いる こと を 確認 し ます 。
ユーザのプロパティ
最後 に 、 リモート アクセス を 許可 する ユーザ の プロパティ を 選択 し 、 ダイヤルイン より [ リモート アクセス 許可 ] – [ アクセス を 許可 ] を 選択 し て おく ます 。
ドメイン環境の場合は、ドメインコントローラより、Active Directoryユーザとコンピュータより設定が可能です。
以上でVPNサーバの設定は完了です。
必要に応じて、VPNサーバのセキュリティが強化されたファイアウォールより、500/tpcと4500/tcpの着信を許可しておきます。
VPNサーバの設定が完了したらクライアントからVPNの設定を行っていきます。
今回 は 検証 環境 の ため 、 外部 から アクセス は 行う ず 、 内部 から の VPN 接続 を 行う ます 。
クライアントで接続するOSはWindows10となります。
VPN 設定
[ Windows スタート メニュー ] より 、 [ 設定 ] – [ ネットワーク と インターネット ] – [ VPN ] より 、 [ VPN 接続 追加 する ] を 選択 し ます 。
VPN 設定
[ VPN 接続 を 追加 ] より 、 以下 の 設定 を 行う ます 。
ユーザ 名 と パスワード に つい て は 、 この 後 に Windows の 資格 情報 を 使用 し て 接続 する ため 、 今回 は 空白 に し て い ます 。
設定が完了したら、[保存]を選択します。
ネットワークと接続
コントロール パネル より 、 [ ネットワーク と インターネット ] – [ ネットワーク 接続 ] を 選択 し ます 。
作成したVPN接続を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
VPN接続のプロパティ
[プロパティ]-[セキュリティ]タブを開きます。
VPN接続のプロパティ
必要に応じて、以下の設定を行います。
ドメインに参加しており、ログインしているドメインユーザを使用する場合は、[Windowsのログオン名とパスワードを自動的に使う]にチェックを入れることで、VPN接続時にユーザ名とパスワードを入力する必要がなくなり、便利です。
VPN 接続
[Windowsスタートメニュー]-[設定]-[ネットワークとインターネット]-[VPN]より、作成したVPNを選択し、[接続]を選択します。
接続完了
作成 し た VPN に [ 接続 済み ] と なっ て いる こと を 確認 し ます 。
アドレス
最後に、コマンドプロンプトを起動し、VPNサーバから設定したIPアドレスがリースされているかを核にします。
今回は、192.168.90.0/25でアドレスを割り当てているので、正常に割り当てが完了しています。
以上で、VPNサーバへの接続確認は完了です。
今回 は 、 Windows Server 2022 の 標準 機能 を 使用 し て 、 l 2 TP / IPsec の VPN サーバ を 構築 する 手順 を 記載 し まし た 。
他のブログ等を参考に構築しましたが、VPNの機能だけだと正しくVPN接続ができず、詰まっていました。
VPNの機能と同時にNATを行わないと正しく接続ができないという落とし穴があるため、その点に留意したほうが良いと思います。
VPNといえば、OpenVPNやSoftEtherVPN等が有名ですが、Widnwos Server単体でもVPNサーバは構築することができます。
また 、 Windows Server を 使用 し て いる こと から 、 Windows クライアント と の 親和 性 が 高い 、 別途 radius 等 を 触る なく て も ドメイン ユーザ で VPN を 張れる こと から 、 ユーザ 目線 で 考える と 非常 に 楽 だ と 思う ます 。
本ブログではVMwareやWindows、Linuxのインストール手順等も公開しております。
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